お茶の味に一番重要なのは、やはり茶葉の品質です。
よい茶葉のためにはよい畑の土が必要ですので、私たちは「土づくり」には、かなりこだわりがあります。
土に入れる堆肥も、山草を刈った自家配合で有機のものを使っておりますが、これは親子三代でずっと継続しており、長年にわたって途切れなく茶園を良好な状態に保っております。
山本園は、静岡県牧之原市にある、お茶の生産をしている農家です。
最高の深蒸し茶を皆様のお手元に届けたい、という気持ちで、日々茶畑に出ております。
私たち山本園にご興味のあります方は、お手数ですが以下の内容を御一読くださいませ。
山本園は家族で頑張っています
山本園は親子三代、ずっとお茶に携わってきました。現在は二代目当主の直司を筆頭に、家族みんなで頑張ってお茶を作っております。
伝統的なお茶の味わいにもこだわりますし、時代にあわせた新しい商品の開発にも力を入れております。
生産工程について1(収穫)
収穫の作業は、家族総出で丁寧に行っております。
新茶の時期はこの作業がなかなか大変ですが、収穫の時期を逃すと美味しいお茶になりませんので、全員で一所懸命に働きます。
また大変なだけではなく、新茶の時期の茶畑はとても爽快な雰囲気があります。もし機会があれば、皆様にもぜひ新茶の時期のお茶畑に足を運んでいただき、日本のお茶の季節の到来を堪能していただければ、大変楽しい一日になるのではないかと思います。
土づくりからこだわっているお茶畑
山本園について
生産工程について2(蒸す)
収穫した茶葉は、最初にまず蒸します。
この工程により、酸化酵素の働きをとめて、茶葉の鮮やかな緑色を保ち、また青臭みを取り除きます。
山本園では、茶葉の加工に必要な設備一式を工場として所持しておりますので、茶葉に合わせた最適な蒸し加減で、その都度調整して加工しております。
なおこの工程で、深く蒸すのが「深蒸し茶」です。蒸し時間を長くとることで、深い味わいを茶葉から引き出します。
山本園のお茶は、基本的に「深蒸し茶」です。
生産工程について3(揉む)
蒸した後の茶葉は、揉む工程にかけます。
揉むことにより、茶葉は柔らかくなり、かつ細胞が破砕され、淹れた際に成分がよく出るようになります。
実際の揉む工程は5段階ほどあり、それぞれの工程において細心の注意が必要ですが、山本園では作業者の長年の経験により、最適な揉み加減を実現しています。
お茶を味わいに来てください
山本園では、お茶を実際に味わっていただくための部屋も用意しております。昔ながらの囲炉裏がある部屋の雰囲気も楽しんでいただきつつ、ぜひ私たちのこだわりの味をご賞味いただけたら幸いです。
もし直接、山本園にお越しの際には(直売所にお立ち寄りいただいた際など)、お気軽にお声をおかけください。
※繁忙期には対応が致しかねる場合もございます。申し訳ありませんが予め何卒ご了承ください。
毎年、お茶の品質は確かです
毎年、新茶の出来は、最初に山本園の重鎮である、禮一翁が確認しています。禮一翁の、「今年も、間違いなくいいお茶だ」という確信とともに、お茶を販売しております。
山本園の取り組みは新聞にも載りました
山本園の三代目である山本孝佳は、過去に、茶業への取り組みが評価されて、静岡新聞に記事が掲載されたことがありました。
静岡県の青年農業士の一人として、三代目もより一層、茶業に力を入れております。ぜひいちど、山本園のお茶をご賞味いただけたら嬉しい限りです。
また、以前に「月刊 農業経営者」及び「農業ビジネス」の2誌の取材を受けまして、記事が掲載されました。こちらは現在もWEB上で読めますので、以下のボタンを押して記事を参照いただけましたら幸いです。
肥料のこだわり
安全、安心のために、静岡県産の有機肥料をたくさん使用しています。
焼津産かつお魚粉、かつおの内臓乾燥菌体肥料、静岡産米ぬか、焼津産魚ソリュブルなど、肥料の生産をしている所に見学に行き、選んだ良質なものを使用しています。